EDHカード紹介記事:《次元の混乱》
2015年10月27日 TCG全般
なんかDNのEDH民の間でEDHカード紹介記事なるものが流行っているらしいので、のっかってみることにしました。
今回僕が紹介するのはこちら。
不確定要素が多い上に、最悪何にもせずに墓地送り。
一見、カジュアル向けのカードとしか思えないようなスペックです。僕も使ってみるまではそう思っていました。
まず、このカードなぜ採用してみようと思ったのか、ということですが、その背景には《面晶体の掘削者、ザダ》というオモシロジェネラルの存在があります。
ザダについてはこれを見てね
→http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/1956
コインを振るというマジック界でもあまり使うことのないギミックをうまく使うために入れてみたのですが、これが意外に強かったのです。
設置すれば最低1ターンは維持されます。つまり、対戦相手はその間呪文成功確立50%という理不尽な状況におかれることとなります。
リソース管理が大事なEDHという戦いにおいて、重要な呪文が意味不明な置物に打ち消される可能性がある、というのは大きなプレッシャーになります。その結果、以下の2つの状況が起こります。
1:果敢にもぶっぱしてくる。→半分は打ち消される。→アドバンテージ獲得、相手は失速
2:打ち消されるのを嫌がり、いずれ場からなくなるので何も唱えない。→失速
つまり、相手の行動を大幅に制限することができるのです。
もし3人ともが何も唱えずに自分のターンを迎え、維持に成功したとなれば。
それはもはや赤が持つ3マナの《Time Walk》と言っても過言ではないのではないでしょうか。
このカードを一番有効に活用できるのは土地が多い手札の時です。
設置後、土地だけ伸ばしてマナを確保できれば、マナをフルスピードで伸ばし、勝負を決めてくる,3,4Tキルを目指すデッキにも十分対抗できます。
《Mana Crypt}経由で1Tに出すことができた場合、一番大事な1T。もしくはそれ以上を奪うことができます。
これだけ強いカードなのに、僕は今まで使っている人を自分以外見たことがありません。「不確定な効果は弱い」という先入観に捕らわれてはいませんか?
《リスティックの研究》というカードを思い返してみてください。「相手に選択権があるカードは弱い」という至言がありますが、EDHでその常識は通用していますか?青いデッキにはほとんど採用されていませんか?
さて、《次元の混乱》がいかに強いか、読んでいただいた方には理解できたかと思います。
さあ、この記事を読んでもまだ、あなたはデッキに《次元の混乱》を入れないのでしょうか?
今回僕が紹介するのはこちら。
《次元の混乱》(2)(赤)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに負けた場合、次元の混乱を生け贄に捧げる。
プレイヤー1人が呪文を唱えるたび、そのプレイヤーはコインを1枚投げる。そのプレイヤーがコイン投げに負けた場合、その呪文を打ち消す。
http://www.hareruyamtg.com/jp/g/gJUD000100JN/
不確定要素が多い上に、最悪何にもせずに墓地送り。
一見、カジュアル向けのカードとしか思えないようなスペックです。僕も使ってみるまではそう思っていました。
まず、このカードなぜ採用してみようと思ったのか、ということですが、その背景には《面晶体の掘削者、ザダ》というオモシロジェネラルの存在があります。
ザダについてはこれを見てね
→http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/1956
コインを振るというマジック界でもあまり使うことのないギミックをうまく使うために入れてみたのですが、これが意外に強かったのです。
設置すれば最低1ターンは維持されます。つまり、対戦相手はその間呪文成功確立50%という理不尽な状況におかれることとなります。
リソース管理が大事なEDHという戦いにおいて、重要な呪文が意味不明な置物に打ち消される可能性がある、というのは大きなプレッシャーになります。その結果、以下の2つの状況が起こります。
1:果敢にもぶっぱしてくる。→半分は打ち消される。→アドバンテージ獲得、相手は失速
2:打ち消されるのを嫌がり、いずれ場からなくなるので何も唱えない。→失速
つまり、相手の行動を大幅に制限することができるのです。
もし3人ともが何も唱えずに自分のターンを迎え、維持に成功したとなれば。
それはもはや赤が持つ3マナの《Time Walk》と言っても過言ではないのではないでしょうか。
このカードを一番有効に活用できるのは土地が多い手札の時です。
設置後、土地だけ伸ばしてマナを確保できれば、マナをフルスピードで伸ばし、勝負を決めてくる,3,4Tキルを目指すデッキにも十分対抗できます。
《Mana Crypt}経由で1Tに出すことができた場合、一番大事な1T。もしくはそれ以上を奪うことができます。
これだけ強いカードなのに、僕は今まで使っている人を自分以外見たことがありません。「不確定な効果は弱い」という先入観に捕らわれてはいませんか?
《リスティックの研究》というカードを思い返してみてください。「相手に選択権があるカードは弱い」という至言がありますが、EDHでその常識は通用していますか?青いデッキにはほとんど採用されていませんか?
さて、《次元の混乱》がいかに強いか、読んでいただいた方には理解できたかと思います。
さあ、この記事を読んでもまだ、あなたはデッキに《次元の混乱》を入れないのでしょうか?
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